マニュライフ・インベストメント・マネジメントが アルバメン・キャピタル・パートナーズの株式を取得

ニュースリリース

2020年11月16日

中国インフラストラクチャー専門の有力なプライベート・エクイティ運用会社の取得により、アジアにおけるプライベート・アセット戦略のラインナップを強化

 

【香港:11月11日】マニュライフ・インベストメント・マネジメントはこのたび、アルバメン・キャピタル・パートナーズ(Albamen Capital Partners、以下「アルバメン」)の少数株式を、将来的に過半数の所有権を取得するオプション付きで取得したことを発表いたします。 アルバメンは、中国の再生可能エネルギー、データセンター、その他のエネルギー集約型のインフラ資産に投資するインフラストラクチャー関連のプライベート・エクイティ運用会社です。今回の取得は、アジア太平洋地域におけるインフラストラクチャー関連の運用体制を構築し、中国市場に対する強力なコミットメントを高めるというマニュライフ・インベストメント・マネジメントの重点目標の実現を目指すものです。

マニュライフ・インベストメント・マネジメントのプライベート・アセット部門のアジア・ヘッドであるマイロン・チューは、今回の株式取得について次のように述べています。「アルバメンは、中国国内で需要が高いインフラストラクチャーにおける運用能力を、当社のグローバルかつ強力なプライベート・マーケッツ・チームにもたらします。中国の大手銀行や保険会社を顧客として運用を行ってきたアルバメンの運用チームは、中国における投資運用能力に関して高い専門性と実績を誇り、機関投資家向けのユニークなインフラストラクチャー・ファンド運用会社として高く評価されています。中国インフラストラクチャー市場の「信頼できる」現地の専門家が、マニュライフ・インベストメント・マネジメントのプライベート・マーケッツ・チームに加わったことを嬉しく思います。」

アルバメンは、広州、深圳、および本社が所在する香港に20名超の人員を擁しています。同社の実績ある経営陣は、インフラ運営、投資、ファイナンス、銀行、ガバナンスおよびリスクマネジメントなどにおいて20年以上の国際的な業界経験を有しています。 

アルバメンの創業者兼マネージングパートナーであるレイモンド・フンは、次のように述べています。「今回、マニュライフ・インベストメント・マネジメントと力を合わせ、同社の強力なグローバル・インフラストラクチャーおよびプライベート・マーケッツ・チームの一員となれることを嬉しく思います。アルバメンはグローバルなアクセスを獲得し、高成長の中国市場におけるマニュライフの競争力向上に貢献できることを楽しみにしています。」

マニュライフ・インベストメント・マネジメントのプライベート・アセット部門のグローバル・ヘッドであるスティーブ・ブリューイットは、次のように述べています。「アルバメンが加わることは、中国の国内投資家と海外投資家の双方に、プライベート・アセットおよび伝統資産の両面で、幅広い運用サービスを提供する当社の競争力のさらなる強化に繋がります。」  

マニュライフ・インベストメント・マネジメント、ウェルス・アンド・アセット・マネジメント部門のアジア・ヘッド、マイケル・ドマミュースは、次のように述べています。「今回の取得は、当社の中国市場への確固たるコミットメントを示すものであり、中国における機関投資家向けビジネス、ウェルス・アンド・アセット・マネジメント・ビジネスおよび保険ビジネスの合弁事業を補完するものです。」

マニュライフは、中国の資産運用業界において大規模な事業展開を行っています。Manulife Investment (Shanghai) Limited Company は、中国の急速に成長する機関投資家向け資産運用市場にグローバルな運用ソリューションと共同投資の機会をもたらすことに重点を置いた外資独資企業(Wholly Foreign-Owned Enterprise、WFOE)です。Manulife-Sinochem Life Insurance Co. Ltdは、中国で投資信託を販売した初の外資系の合弁生命保険会社です。Manulife TEDA Fund Management Company Ltdは、中国証券監督管理委員会がファンド・オブ・ファンズを中国で販売することを承認した最初の資産運用会社6社のうちの1社です。

アルバメンの完全子会社であるAlbamen Capital Partners (Hong Kong) Limitedは、香港の証券先物事務監察委員会(「SFC」)へのタイプ4(証券に関するアドバイス)およびタイプ9(資産運用)ライセンス申請の提出を済ませており、ライセンス取得プロセスは現在進行中です。

 

マニュライフ・インベストメント・マネジメントについて

マニュライフ・インベストメント・マネジメントは、マニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションのグローバルな資産運用ビジネス部門です。100年超にわたり、年金基金、機関投資家、個人投資家の皆さまに包括的な資産運用ソリューションをご提供しています。北米に本拠を置き、世界17ヵ国・地域に運用プロフェッショナルを配置し、伝統資産およびプライベート・アセットの運用体制・投資戦略を強化しています。それらに加えて、マルチマネジャー・モデルを通じた特色ある独立系資産運用会社の戦略へのアクセスも可能です。マニュライフ・インベストメント・マネジメントは、運用会社として責任ある投資を実践しています。責任投資に関する革新的なグローバルフレームワークを活用し、投資先企業へのエンゲージメントを行っており、保有および運用する資産には高いスチュワードシップ基準を適用しています。また、データに裏付けされたアプローチと、お客さまごとにカスタマイズした退職・年金プランのご提供を通じ、一人一人が安心して退職を迎えられるファイナンシャル・ウェルネスへの貢献に注力しています。

マニュライフ・インベストメント・マネジメントの管理運用資産は、2020年6月末現在およそ9,000億カナダドル(6,600億米ドル)です。必ずしもすべてのサービスが各地域においてご利用いただけるわけではありません。詳細はウェブサイトhttps://manulifeinvestmentmgt.com/ をご覧ください。

 

マニュライフについて  

マニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーションは、世界有数の大手金融サービスグループです。マニュライフは、複雑な社会においてお客さまがより簡単に最適な判断をし、より良い人生を送るためのお手伝いをします。カナダのトロントに本拠を置き、カナダ、アジア、欧州ではマニュライフとして、米国においてはジョン・ハンコックとして事業を行なっています。マニュライフは個人・団体・機関投資家のお客さま向けに、ファイナンシャル・アドバイスや保険、資産運用・形成のためのソリューションをご提供しています。2019年末現在、マニュライフは世界中で35,000人超の職員と98,000人超のエージェントおよび数千の販売パートナーを擁し、約3,000万のお客さまに商品やサービスをご提供しています。マニュライフの管理運用資産は、2020年6月末現在およそ1.2兆カナダドル(9,000億米ドル)です。また、過去1年の間にお客さまにお支払いした保険金、給付金および利息は約306億カナダドルとなりました。マニュライフは主にカナダ、米国、アジアで155年以上にわたって事業を展開しています。トロント証券取引所、ニューヨーク証券取引所およびフィリピン証券取引所においては「MFC」の銘柄コードで、また、香港証券取引所では「945」で取引されています。

本件に関するお問い合わせ先

カール・ウォン

メディア・リレーションズ・アンド・ソーシャル  アジア・ヘッド

マニュライフ・インベストメント・マネジメント

Phone: +852 2510 3180

Email:carl_kk_wong@manulifeam.com