サステナビリティへの取り組み

サステナブル投資はお客さまのために長期的な価値を創出すると同時に、世界経済の持続可能な成長の実現に寄与すると考えています。

インテグレーション1

ESG分析をすべての資産クラス²に継続的に組み込むことを、私たちは表明しています。サステナビリティの重大な要素を特定し評価することは、投資・保有・運営する資産の価値を守り、高める上で有益であると考えています。私たちのESGインテグレーションに関する方針には投資先企業に対するエンゲージメント活動も含まれ、情報を収集し、ESG課題を解決し、ESG関連の機会を拡大することを目指しています。

  • サステナビリティへの強いコミットメント

    国連責任投資原則(PRI)の署名機関として1

  • 運用資産残高の90%超でESGインテグレーションを実施

    ESGインテグレーションの社内基準を達成した、上場株式および債券の割合2

  • 199ヵ国・地域をカバー

    ESG要素を組み込んだ、マニュライフ・インベストメント・マネジメント独自のソブリン・クレジット・ESGモデルによるカバー率

2021年12月31日現在(特に記載のある場合を除く)。

マニュライフ・インベストメント・マネジメントは、国連責任投資原則(PRI)の署名機関です。PRIの署名機関は、責任投資活動について年次で報告することが義務付けられています。

2 ESGインテグレーションは、各運用チームのESGインテグレーションの進捗を測定するマニュライフ・インベストメント・マネジメント独自のインテグレーション進捗レベル(IPL)に基づいています。各資産クラスの特性と運用プロセスに加え、業界や地域などの要因を考慮して、ESGの重要な検討課題を投資および資産保有サイクルのあらゆる段階に組み入れることを目指しています。各運用チームはそれぞれ異なる資産を運用しており、運用アプローチも異なります。そのため、各チームはそれぞれの運用アプローチに最も合致した方法でESG要素を運用プロセスに組み込んでいます。

スチュワードシップ

誠実な運用受託者とは、投資および資産管理・運営のサステナビリティを優先することにより、金融資産の価値向上だけにとどまらず、長期的な視点でその他重要な課題にも配慮することであると私たちは考えています。能動的にオーナーシップの意識をもって実践することがスチュワードシップの根幹をなすものであり、環境と社会にプラスの影響を与えながら、お客さまにとって魅力的なリスク調整後リターンの実現を支援していくことを目指しています。

スチュワードシップ・レポート 2022はこちら
  • 47万エーカー超を保護

    私たちの管理・運用する森林資産において、特別重要地として保護している土地面積1

    プライベート・アセットへの投資とサステナビリティへの取り組み
  • 82%のグローバル・グリーン・ビルディング認証取得

    グローバル不動産ポートフォリオに占める比率2

  • 1,313件のエンゲージメント

    伝統資産において2021年に実施したエンゲージメント件数3

2021年12月31日現在。管理・運用する森林の100%が、Sustainable Forestry Initiative®(SFI®)(米国およびカナダの360万エーカー)またはForest Stewardship Council®(FSC®)(オーストラリア、ニュージーランド、ブラジル、チリの220万エーカー)のいずれかの認証を取得しています。最新のデータを表示しています。

2021年12月31日現在。グローバル・ポートフォリオに含まれる物件の総床面積。複数の認証を取得している物件は1回のみカウントしています。認証は、LEED、ENERGY STAR、BOMA BEST、GBCA Greenstar、BCA Green Mark、NABERS、Casbee、BOMA360、Fitwelによるものです。

3 2021年12月31日現在。エンゲージメント件数に係るレポートは一般には公開されていません。詳細な情報は、リクエストに応じて提供いたします。

協働エンゲージメント

協働エンゲージメントはサステナブル投資プログラムの根幹となるものです。私たちは協働エンゲージメントを通じてその影響力を高め、グローバル市場において業界を変革するイニシアティブの推進を支援することを目指しています。

  • 自然

     
     
    マニュライフ・インベストメント・マネジメントが関わる主な団体
  • 気候

  • 透明性

上記のロゴは、各組織/企業の登録商標です。マニュライフ・インベストメント・マネジメントはESGの取り組みに関して各プログラムのメンバーまたは組織のパートナーとして参画することにより、各活動を推進しています。(i) Leading harvest: https://www.leadingharvest.org/ (ii) 自然関連財務情報開示タスクフォース:https://www.fsb-tcfd.org/ (iii) Climate Action 100+: https://www.climateaction100.org/ (iv) Asia Investor Group on Climate Change (AIGCC): https://www.aigcc.net/members/ (v) Investor Network on Climate Risk: https://www.ceres.org/networks/ceres-investor-network (vi) World Benchmarking Alliance: https://www.worldbenchmarkingalliance.org/wba-allies/ (vii) SASB: https://www.sasb.org/investor-use/supporters/ (viii) PRI: https://www.unpri.org/

透明性

透明性へのコミットメントの一環として、サステナブル投資活動の成果に関する報告を行っています。私たちは、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)が示すフレームワークに準拠した、業界標準の情報開示を実施しています。

責任投資に係る基本方針と情報開示

責任投資に係る基本方針とその実践について、定期的なレビューを行い、投資とスチュワードシップのプロセスに反映させています。また、私たちのサステナビリティに関する考え方および活動について明確な情報開示に取り組んでいます。

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