マルチ・アセット運用戦略

25年にわたるマルチ・アセット運用における実績を生かしたさまざまなポートフォリオ・ソリューションを通じ、お客さまの効果的な資産運用を支援します。

 

 

投資リターンの追求

 

個別の運用戦略にとどまらず、より複雑なニーズに対応可能なポートフォリオ・レベルでのソリューションを求めるお客さまが増えています。マルチ・アセット運用チームは、25年以上にわたり、オーダーメイド・ソリューション、機動的なアセット・アロケーション、そして包括的視野に立ったグローバル・ベースでのリスク管理に重点を置いたアプローチによって、お客さまのニーズにお応えしてきました。

  • 運用資産残高:1,347億米ドル

  • 北米、欧州、アジアに61名の運用プロフェッショナル

  • 25年以上にわたるマルチ・アセット運用の実績

出所:マニュライフ・インベストメント・マネジメント、米ドルベース、2022年12月31日現在(特に記載のある場合を除く)。運用資産残高には、マルチ・アセット・ソリューション・インデックス・チームが非一任勘定で運用する一般勘定残高の26.1億米ドル、およびマルチ・アセット・ソリューション・LDIチームが運用する外部顧客資産の22.1億米ドルを含みます

運用プロフェッショナルの人員数には、マニュライフ・インベストメント・マネジメント・グループおよび合弁会社の人員を含みます。

オーダーメイド・ソリューション

画一的なアプローチに、お客さまのニーズはありません。私たちは、初めにお客さまのご要望を詳細にお聞きした上で、柔軟にポートフォリオを構築します。長年にわたるこうしたコンサルティング形式のアプローチを経て、幅広く革新的なポートフォリオ運用戦略を揃え、世界中のお客さまの多様なニーズにお応えすることが可能となっています。

  • ターゲット・デート型

  • ターゲット・リスク型

  • アウトソーシングCIOサービス(OCIO)

  • モデル・ポートフォリオ

  • インカム型

  • 年金負債対応投資(LDI、Liability Driven Investment)

  • リキッド・オルタナティブ

  • ゴールベース投資(Goal-based investing)

25年以上にわたるマルチ・アセット運用の歴史

Timeline

  1. 1994

    アセット・アロケーション・チームが発足

  2. 1995

    ターゲット・リスク型ポートフォリオを設定・運用開始

  3. 2000

    LDIチームおよびベータ運用チームが発足

  4. 2005

    ターゲット・デート型ポートフォリオを設定・運用開始

  5. 2008

    年金受託運用チームが発足、オルタナティブ・アセット・アロケーション戦略を設定・運用開始

  6. 2009

    ターゲット・デート型ポートフォリオに、受給開始まで徐々にリスク資産の組入比率を引き下げていく「グライド・パス」制度を導入

  7. 2011

    モデル・ポートフォリオ事業開始。ダイナミック・ターゲット・インカム戦略および絶対リターン型戦略を米国・カナダにて設定・運用開始

  8. 2012

    オポチュニスティック・セクター・ローテーション戦略、ダイナミック・アセット・アロケーション戦略および年金デリスキング(de-risking)戦略を設定・運用開始

  9. 2014

    インカム・アロケーション戦略を設定・運用開始

  10. 2015

    アウトソーシングCIOサービス事業開始。初めてのカスタマイズ型グライド・パス戦略を設定。絶対リターン型戦略をUCITSプラットフォームに追加。マニュライフ実物資産戦略を設定・運用開始

  11. 2016

    デリバティブ・オーバーレイ・サービスを開始

機動的なアセット・アロケーション

お客さまの投資目標を達成するためには、機動的な運用が重要だと考えています。ポートフォリオの構築・運用に対する私たちのアプローチは、資産クラスに関する独自の見通しを作成することから始まり、伝統資産およびプライベート・アセットのアクティブ運用戦略およびパッシブ運用戦略から成るオープン・アーキテクチャ・プラットフォームを活用します。分散投資の効果を高めると同時に、アルファ創出の機会を最大化することが目的です。

  • 資産クラスに関する見通し

    私たちのアプローチは、戦略的なアセット・アロケーション見通しに基づいています。戦略的アセット・アロケーションは、長期的なマクロ要因のほか、バリュエーション、配当、収益など資産クラスのファンダメンタルズ分析に基づいて作成した、140の資産カテゴリーに関する5年間予想を元に決定しています。

  • オープン・アーキテクチャ・プラットフォーム

    アクティブ運用とパッシブ運用戦略を組み合わせることによって最も効率的と考えるエクスポージャーを実現します。また、オープン・アーキテクチャ・プラットフォームの活用により、投資対象資産カテゴリーの中で、トップクラスの運用会社へのアクセスを可能としています。

  • 効率的な分散投資

    私たちは、幅広い伝統資産およびプライベート・アセットに関する深い専門知識を有しています。それにより、グローバル・ベースで機動的なアセット・アロケーションの機会を追求し、他社の追随を許さない水準での分散投資が可能となっています。

包括的なリスク管理

リスク管理は、すべての運用戦略にとって極めて重要な要素であり、各運用戦略の立ち上げ後だけでなく、ポートフォリオ構築プロセスで常にリスクを管理する必要があります。資産クラスおよびポートフォリオ・レベルでリスクを評価し、お客さまの投資目的に合致しているかどうかを確認します。私たちのリスク管理には、運用チームだけでなく、独立した運用リスク・定量分析チームによる全社的なリスク評価も含まれます。

各運用戦略におけるリスク管理の3つのレベル

  • 内在的

    ポートフォリオを構築する際には、お客さまが想定する投資対象ユニバースの特性の範囲内でアセット・ミックスを構築します。このプロセスには、各資産クラスのボラティリティを予想し、お客さまが求める投資成果を達成する可能性が最も高い効率的フロンティアを見極めることが含まれます。

  • 継続性

    運用チームは、各運用戦略に意図せぬリスクが入り込まないよう、ポジションの大きさ、ファクター・リスク、パフォーマンスへの寄与度、グライド・パス・モデルにおけるテール・リスクおよびその他指標を継続的に分析します。チームとシニア・マネジメントは、月次・四半期毎にミーティングを開き、エクスポージャーのレビュー、モニタリング、検討を行います。

  • 全社的

    独立した運用リスク・定量分析チームと、オペレーショナル・リスクの管理部門が、ポートフォリオのリスク管理をサポートしています。運用リスク・定量分析チームは、運用チームと協力して投資行動におけるバイアスやその他のリスクを測定し、運用チームから独立した立場で運用部門のシニア・マネジメントに報告を行います。オペレーショナル・リスクの管理部門は、組織全体のリスクを評価します。

運用戦略一覧

Global Multi-Asset Diversified Income Strategy Liability-Driven Investing Strategy
Target Date Strategy Multi-Real Asset Strategy