債券運用戦略

グローバルなリソースを活用し、リスク管理の伝統に基づいた幅広い戦略の提供を通じて、世界各地のお客さまの資産運用を支援しています。

 

 

リスク管理の伝統に基づく

運用哲学

 

私たちは100年以上にわたって世界各地のお客さまの資産運用を支援してきました。徹底したリスク管理の伝統は、マニュライフ・インベストメント・マネジメントの債券運用チームがお客様にサービスを提供する際の中核となっています。


Timeline

  1. 1862

    米国にて生命保険会社『ジョン・ハンコック・ミューチュアル・ライフ・インシュアランス・カンパニー』(以下『ジョン・ハンコック』)創立

  2. 1937

    カナダにて生命保険会社『マニュファクチャラーズ・ライフ・インシュアランス・カンパニー』創立、カナダ初代首相ジョン・A・マクドナルド卿を社長に選出

  3. 1973

    米国債券コア運用戦略を設定、運用開始

  4. 1986

    グローバル・マルチセクター債券運用戦略を設定、運用開始

  5. 2004

    『マニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーション』が『ジョン・ハンコック』を買収

  6. 2011

    中国債券市場に参入(マニュライフ・インベストメント・マネジメントは、RQFIIを最初に取得した運用会社のひとつ)

  7. 2013

    エマージング債券運用戦略を設定、運用開始

  8. 2014

    The Asset Benchmark Researchにおける『Most Astute Investors in Asian local currency bonds』に、8年連続でランクイン

  9. 2015

    債券運用戦略の資産運用残高が1,000億米ドルを突破

グローバルに統合されたプラットフォームで活かされる、ローカルな知見

グローバル債券運用チームに所属する100名超の運用プロフェッショナルは、卓越した成果の達成に尽力しているだけではありません。1年を通じて、日夜を問わず、あらゆる分野の能力向上に向けて努力を重ねています。

 

グローバル・ネットワーク

14拠点に160名の債券運用プロフェッショナル
債券運用チーム数:9チーム
債券運用資産残高:1,769億米ドル

出所:マニュライフ・インベストメント・マネジメント、米ドルベース、2022年12月31日現在(特に記載のある場合を除く)。運用資産残高(AUM)は、バランス型ポートフォリオで運用する債券残高を含みますが、年金負債対応投資(Liability Driven Investing、LDI)を含みません。

運用プロフェッショナルの人員数には、マニュライフ・インベストメント・マネジメント・グループおよび合弁会社の人員を含みます。

堅固なリソースが支える、リサーチ・プロセス

各運用チームは、マクロ経済分析やリスク分析からクレジット・リサーチ、トレーディングに至るまで、グローバルな資産運用会社としての堅固なリソースを共有・活用しています。確固とした基盤を持つことにより、ポートフォリオ・マネージャーは自らが最も得意とすること、すなわちそれぞれの専門分野で投資機会を積極的に追求することが可能になります。

例示のみを目的としています。

多面的な証券分析により、投資機会を発掘

リサーチ・チームは、狭義のクレジット市場のセグメントにこだわらず、様々な側面から銘柄分析を行います。こうした幅広いセクター横断的な視点から分析することで、個別の発行体と市場全体に内在するリスク・機会をより深く把えることが可能です。

  • 資本構成

    • 変動金利ローンと証券化資産
    • シニア債と劣後債
    • 転換社債と優先株式
    • 普通株式
    • 権利とワラント
  • クレジット

    • 国債
    • 投資適格債
    • ハイ・イールド債
    • ディストレスト債/無格付債
    • ハイブリッド債/株式
  • 地域

    • 先進国市場/エマージング市場
    • 米国/米国以外
    • アジア
    • ラテン・アメリカ
    • 中欧東欧・中東・アフリカ

例示のみを目的としています。特定の有価証券等の取得勧誘または売買推奨を行うものではありません。

幅広い債券ソリューション

グローバルおよび各国・各地域別、セクター特化型およびマルチ・セクター戦略など多様な戦略をお客さまに提供しています。

運用戦略一覧

Asia Pacific Investment Grade Bond (SGD) Emerging Markets Debt
Asia Total Return Bond High Yield
Canadian Core Fixed Income High Yield Municipal
Canadian Core Plus Preferred Income
Canadian Corporate Plus Fixed Income Strategic Fixed Income
Canadian Investment Grade Corporate Fixed Income Strategic Fixed Income Opportunities
Canadian Long Duration Fixed Income Sustainable Asia Bond
Canadian Short Duration Fixed Income Total Return Bond
Canadian Ultra Long Duration Fixed Income U.S. Core Fixed Income
China CNY Bond U.S. Core Plus
Japan Fixed Income Strategic Active  

関連する投資環境分析レポート

政策転換の前の小休止:政策環境の変化に合わせた債券ポートフォリオのポジション

各国中央銀行の積極的な金融引き締めと幅広いリスクの再評価を経て、今や債券市場の利回りは15年以上ぶりの高水準に達しています。投資家が現在直面しているのは、豊富な投資機会が存在するとは言え、リスクが高まりつつあり、政策転換が間近に迫る今、ポートフォリオのポジションをどうすればよいかという問題です。
詳しくはこちら

ボラティリティが続く中でのアジアの銀行とAT1債

世界の銀行セクターは当面の間不安定な状態が続くとの見通しについて解説します。しかし、アジアの銀行は世界の銀行とは異なり、世界の銀行より有利な状況にある可能性があること、またアジア地域の相対的に堅固な発行体のAT1債の一部に投資機会が存在すると考えられます。
詳しくはこちら

中国不動産セクターの行方

過去2年、中国の不動産セクターは前例のない高いボラティリティを経験しました。2023年の中国不動産セクターの道のりは平坦ではないものの、最近の大きな市場回復を受けて、ハイイールド債券市場には厳選すべき投資機会が存在しているとみています。
詳しくはこちら